この場所について
旧市庁舎の塔は、中央広場の西側に立つ、かつてのクラクフ市庁舎の唯一の生き残りです。本館は1820年に取り壊されましたが、この塔だけが残されました。一見、独立したモニュメントのように見えますが、実はかつての政治の中心地の最後の欠片なのです。 14世紀末にレンガと石で造られたこの塔は、高さが約70メートルあります。あまり知られていない面白い特徴は、塔が約55センチほど傾いていることです。1703年の激しい嵐が原因だと言われています。 入り口では、19世紀初めに追加された2頭の石造りのライオンが、静かな番兵のように階段を見守っています。塔の地下には暗い歴史もあり、かつては市の牢獄や中世の拷問部屋として使われていました。 展望フロアまでは約110段の石段があります。そこからは、織物会館や広場全体を見渡せる素晴らしい景色が楽しめます。現在は Museum of Kraków の分館となっており、展示を通じて、かつてここにあった市庁舎の姿を思い描くことができます。