ユリウシュ・スウォヴァツキ劇場

この場所について

ユリウシュ・スウォヴァツキ劇場は、旧市街の端、聖霊広場に立つ19世紀の壮麗な建物です。1891年から1893年にかけてヤン・ザヴィエイスキの設計で建設され、1893年10月21日に「市立劇場」として開館しました。パリのパレ・ガルニエなど、当時のヨーロッパを代表する劇場をモデルにした、優雅で華やかなスタイルが特徴です。 この場所には意外な歴史があります。劇場を建てる際、市は中世の聖霊教会と修道院、そして近くのシュピタルナ通りの名前の由来となった病院施設の一部を解体しました。この決定は大きな論争を巻き起こし、画家のヤン・マテイコは激しく抗議して、クラクフの名誉市民権を返上したほどでした。 劇場の名前にもエピソードがあります。当初は劇作家アレクサンデル・フレドロにちなんだ名前になる予定で、入り口にある胸像はその名残です。最終的には、ロマン派の詩人ユリウシュ・スウォヴァツキの生誕100周年を記念して、1909年に現在の名称になりました。 内部の大きな見どころは、ヘンリク・シェミラツキが描いた舞台の緞帳(どんちょう)です。開館から数ヶ月後の1894年4月18日にお披露目されました。縦9.6メートル、横11.9メートルという巨大なもので、一般的な緞帳のように巻くのではなく、そのまま上に引き上げられる仕組みになっています。

オーディオストーリー

ユリウシュ・スウォヴァツキ劇場

PhoneGuideアプリで完全なストーリーを聴きましょう。プロのナレーション、GPS同期、オフラインモード対応。

アプリで聴く

iOSとAndroidで利用可能