マウィ・リネックとヴィカルフカ(聖マリア教会の司祭館)

この場所について

マウィ・リネック(小広場)は、中央広場(Rynek Główny)のすぐ裏手に位置していますが、独自の長い歴史を持っています。中世以来、ここは「補助的な市場」として機能してきました。特に、メインの広場ではあまり歓迎されなかった肉や魚などの商品がここで取引されていました。この場所は、当時の経済で大きな力を持っていたクラクフの肉屋ギルドと深く結びついていました。 時代とともに、広場の役割も変化しました。1500年代からは骨董品や中古品を扱う商人が集まるようになり、ラテン語で「古い市場」を意味する「Forum Antiquum」という愛称でも呼ばれました。近代になると商業活動は徐々に衰退しましたが、20世紀初頭には広場を路面電車が横切るようになり、旧市街が新しい技術を取り入れていた様子がうかがえます。 広場の端にあるのが、聖マリア教会の聖職者たちの住居だったヴィカルフカ(Wikarówka)です。周囲の建物に溶け込んでいるため見落としがちですが、ここはマリアツキ広場とマウィ・リネックの境界になっています。建物は数世紀にわたって改築されてきました。注目すべきは、持ち送りに支えられた出窓です。そこにはベリーナ(Belina)の紋章が刻まれており、この場所の歴史の深さを物語っています。

オーディオストーリー

マウィ・リネックとヴィカルフカ(聖マリア教会の司祭館)

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