中央広場、織物会館、そして地下博物館

この場所について

中央広場(Rynek Główny)はクラクフ旧市街の中心です。その真ん中に立つ織物会館(Sukiennice)は、かつて街の貿易を支えるエンジンでした。13世紀には露店が並ぶだけでしたが、14世紀にゴシック様式の大きな会館が建てられました。建物の短い方の側面にあるアーケードをよく見てください。他よりも古く見えるのは、中世の構造が今も残っているからです。 現在のルネサンス様式の姿になったのには、劇的な理由があります。1555年の大火で焼失した後、1556年から1559年にかけて当時流行していたスタイルで再建されたのです。中世の実用性とルネサンスの華やかさが混ざり合い、機能的でありながら堂々とした佇まいを見せています。 2階には、国立美術館の別館である「19世紀ポーランド美術ギャラリー(MNK Sukiennice)」があります。1870年代の修復を経て、1879年にクラクフ国立美術館が設立されました。ここは単なる商業の場ではなく、ポーランドの近代文化と記憶を刻む重要な場所でもあります。 最大の驚きは足元に隠されています。地下数メートルの場所にあるのが「地下博物館(Rynek Underground Museum)」です。広場の改修工事中に見つかった考古学的な発見をもとに、2010年にオープンしました。中世の通りの跡や露店、当時の生活用品などが保存されており、この広場の歴史が地上だけで作られたのではないことを教えてくれます。

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中央広場、織物会館、そして地下博物館

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