ウプハーゲンの家(Dom Uphagena)

この場所について

ドゥーガ通り(Ulica Długa)に立って、周りを見渡してみてください。ここは「長い通り」と呼ばれ、グダニスク旧市街で最も華やかな「王の道」の一部です。背後には「黄金の門」があり、前方には「ドゥーギ・タルク(長い市場)」へと続く道が広がっています。再建された商人たちの家々が、この街を有名にした独特の景観を作り出しています。 12番地にあるのが「ウプハーゲンの家(Dom Uphagena)」です。1775年にこの家を購入したヨハン・ウプハーゲンにちなんで名付けられました。彼は当時の富裕層の好みに合わせて、この家を改装しました。ロココ様式の玄関や、高い位置に刻まれた日付は、当時の流行とステータスを象徴しています。 玄関の細部に注目してみましょう。そこにはウプハーゲン家の紋章が刻まれ、扉の上にはヨハンと妻アビゲイルのモノグラムが見えます。これらは単なる飾りではなく、訪れるすべての人に自分たちの身分を伝えるためのものでした。 ここは非常に珍しい博物館です。18世紀の市民の邸宅がそのまま公開されているのは、ポーランドではここだけで、ヨーロッパ全体でも数少ない貴重な場所です。建物は1945年に大きな被害を受けましたが、戦後に再建され、1998年に再び博物館としてオープンしました。 当時の暮らしを想像してみてください。上の階には、豪華な壁パネルや絵画、そしてバルト海の厳しい冬を越すためのタイルストーブがあるサロンや食堂があります。建物の奥には商売の拠点だった事務室「カントール」があり、さらに裏手には、客の目には触れない台所や貯蔵庫、使用人の部屋が隠されていました。

オーディオストーリー

ウプハーゲンの家(Dom Uphagena)

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