この場所について
フィレンツェで最も有名な場所の一つ、ウフィツィ美術館。実は、この建物自体にも深い歴史があります。1500年代後半、ジョルジョ・ヴァザーリの設計により、コジモ1世のために建てられました。もともとは、市役所の事務局 - つまり「ウフィツィ」を一箇所に集めるための建物でした。 この長い回廊に立つと、まるで屋外の廊下にいるような気分になります。繰り返されるアーチと奥行きのある景色の中を、シニョーリア広場と川の間を行き交う人々が絶えません。 壁のくぼみにある2つの像は、1800年代にここがトスカーナの偉人たちの「殿堂」となったことを示しています。ニッコロ・マキャヴェッリの像は、1843年にロレンツォ・バルトリーニによって作られました。少し歩くと、1851年にアリストデモ・コストリが手がけたガリレオ・ガリレイの像も見つかります。 ここは、フィレンツェの繁栄が政治と思想の両方によって築かれたことを思い出させてくれます。かつての役所が世界的な美術館へと姿を変え、その周りを偉大な作家や思想家、科学者たちの石像が囲んでいるのです。