この場所について
フィレンツェの中心、Piazza del Duomoにやってきました。ここには3つの歴史的な建造物が並んでいます。縞模様の大理石、巨大なドーム、そして行き交う人々。どこから見ればいいか迷ってしまうほど、圧倒的な光景です。 大聖堂の隣にそびえ立つのが、ジョットの鐘楼です。1334年にGiottoの手で建設が始まり、彼の死後はAndrea Pisano、そしてFrancesco Talentiへと引き継がれました。1359年に完成し、頂上にはパノラマ展望台が作られました。白、緑、赤の大理石を使った幾何学模様の外観は、まるで精巧な彫刻作品のようです。 すぐ近くにあるのは、サン・ジョヴァンニ洗礼堂です。フィレンツェで最も古い建物の一つで、ロマネスク様式のデザインと、内部の輝くモザイク画で知られています。多くの人が訪れる理由は、ブロンズの扉です。Lorenzo Ghibertiが制作した東側の扉は、その美しさに感動したミケランジェロが「天国への門」と呼んだことで有名です。 3つ目の場所は、足元に隠れています。サンタ・レパラータ教会の遺構です。ここには、現在のSanta Maria del Fioreが建てられる前に存在した古い教会の跡が残っています。1960年代から70年代にかけての発掘調査により、土台や墓地、床の断片などが発見されました。ここには、ドームを設計したFilippo Brunelleschiの質素な墓もあり、彼の存在を身近に感じることができます。 周りを見渡せば、まさにフィレンツェそのものの景色が広がっています。広場を埋め尽くす歴史的建造物と、賑やかなショッピング通りや美術館の入り口が隣り合っています。中世の石造り、ルネサンスの情熱、そして現代の活気が、わずか数歩の距離に共存している場所です。