この場所について
ハンブルクでは、政治と商業が常に密接に関わってきました。この場所はその象徴です。ハンブルク商工会議所はドイツ最古の商工会議所とされ、1665年1月19日に商人の代表機関として設立されました。 目の前の建物は、ハンブルク証券取引所と深く結びついています。商工会議所は Adolphsplatz 1番地の旧証券取引所ビルの中にあり、証券取引所自体も商工会議所の管轄下にあります。これはハンブルクらしい特徴です。貿易の伝統が単なる思い出ではなく、組織の仕組みそのものに組み込まれているのです。 何世紀もの間、ここは単なるビジネス団体ではありませんでした。伝統的に、市参事会や市議会と並ぶハンブルクの3大政治機関の一つでした。それほど商人の影響力が強かったのです。ハンブルクが「ハンザ都市」と呼ばれる理由が、ここによく表れています。 もう一つ興味深い点があります。1735年、商工会議所は商業専門図書館 Commerzbibliothek を設立しました。これは現在も存続しています。商人の育成のために作られたこの図書館は、商売を単なる金儲けではなく、知識を必要とする「職人技」として捉えるハンブルクの伝統を物語っています。 これでツアーは終了です。ここは旧市街の中心部にあり、Rathausmarkt や Jungfernstieg、運河へも歩いてすぐです。このオーディオガイドと一緒にハンブルクを巡っていただき、ありがとうございました。もしこのツアーがお気に召しましたら、アプリで評価やレビューをいただけると嬉しいです。