この場所について
これはモバイル音声ガイドの始まりです。アプリの地図で現在地を確認でき、GPSで各スポットに到着すると自動的に音声が流れます。 目の前にある小さな木造の小屋と、その横にある長い木の梁に注目してください。つい通り過ぎてしまいそうですが、ここはブリッゲンの歴史を知るのに最適な場所です。ここは単なる飾りではなく、かつての港の重要な設備でした。 この小屋は Dramshusen の港小屋を再現したもので、1980年代後半に建てられました。1800年代半ばの古い写真を基に再建されたため、木材は新しいですが、形は当時のままです。かつて、このような小屋は非常に実用的な場所でした。船着き場のすぐそばで、荷物を仕分けしたり、一時的に保管したりするための作業スペースとして使われていました。1700年代後半から1800年代初めにかけては、取引所としても利用されており、この場所がベルゲンの経済にとっていかに重要だったかがわかります。 次に、木製の昇降装置を見てみましょう。ノルウェー語では vippebom と呼ばれます。てこの原理と巻き上げ機を使った、シンプルな港用クレーンだと考えてください。これがあれば、大勢の作業員がいなくても、重い荷物を船から引き揚げて岸壁に運ぶことができました。ここにあるのは、ベルゲンで最後まで使われていたクレーンの複製です。実物は Hanseatic Museum に保存されています。 この一角には、ブリッゲンの歴史が凝縮されています。海から届く船、陸へと運ばれる荷物、そして荷役のリズムを中心に発展した街。この光景を覚えておいてください。これから見て回るブリッゲンのすべては、この仕組みから始まっているからです。