この場所について
サン・マルコ寺院は、サン・マルコ広場のシンボルです。ヴェネツィアの権力と信仰を象徴するために、石と金、そしてガラスを用いて建てられました。現在の建物は主に1063年から1094年にかけて建設されました。1094年10月、聖マルコの遺骸が新しい地下墓所に納められ、完成しました。 建築様式はビザンチン文化の影響を強く受けています。5つのドームを持つギリシャ十字形の構造は、広場からも海からも圧倒的な存在感を感じさせます。 内部は、約8,000平方メートルもの黄金のモザイク画で知られています。光の加減によって、壁や天井が温かみのある色から輝く金色へと変化します。 主祭壇の近くには、寺院最大の至宝「パラ・ドーロ」があります。これは1100年代初頭にコンスタンティノープルで制作が始まった、金細工の傑作です。ヴェネツィアと東地中海との深い結びつきを今に伝えています。 外のバルコニーを見上げると、物語は外へと続きます。有名なブロンズ像「サン・マルコの馬」は、1204年にコンスタンティノープルから持ち込まれたものです。現在は保存のために本物は屋内に置かれ、外にはレプリカが飾られています。